特徴等
徳川美術館は、尾張徳川家に伝えられた什宝・美術品を保存、公開するために創設された美術館で、名古屋市中心部のやや東寄りの出来町通り北側に位置している。
本館(現第7-9展示室)は設計競技1等となった佐野時平案を基に実施されたもので、鉄骨鉄筋コンクリート造の近代的な躯体の上に緑色釉薬瓦葺の伝統的な屋根をのせる、いわゆる帝冠様式による建物である。城壁を思わせる外壁を巡らし、手摺付のバルコニーを設け、正面に切妻屋根の車寄を突き出した重厚な建築である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/文化財ナビ愛知(愛知県HP)
2009-11-24
       
       
       
       
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    愛知県の登録文化財建造物      2018-12-27 現在
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番号-名称 年 代   構造等
031 徳川美術館
本館
昭和10年
(1935)
鉄骨鉄筋コンクリート造、地上1階地下1階建、瓦葺、建築面積506㎡
     
     
       
       
徳川美術館本館 (撮影:2010-11) 徳川美術館本館 (撮影:2010-11)