特徴等

松山城は、関ヶ原の戦いで徳川側に従軍し戦功を認められて20万石となった加藤嘉明が創設した平山城で、松山市の中心部である標高132mの城山 (勝山) 山頂に本丸があり、裾野に二之丸 (二之丸史跡庭園) 、三之丸 (堀之内) が設けられている。現存する建築物のうち21棟が重要文化財に指定されているが、その建築年代は江戸前期から末期まで多岐に亘っている。 隠門 (かくれもん) は、筒井門の奥の石垣の陰に隠された埋門 (うずみもん) 形式の櫓門で、戸無門から筒井門に迫る敵の背後を急襲する構えとなっている。規模は小さいが、強固な構えでの門である。 参考資料：松山城パンフレット／松山城HP／国指定文化財等DB(文化庁) 2018-2-13

松山城 隠門 (撮影：2017-7)	松山城 隠門 (撮影：2017-7)

愛媛県の重要文化財建造物　 　　　　　　　　2018-1-7 現在

番号・名称		年 代	構造等
011 松山城 隠門		江戸前期(1615-1660)	櫓門、本瓦葺