番 号 | 名 称 | 年 代 | 構造等 |
004 | 丈六寺経蔵 (旧僧堂) |
寛永21年 (1644) |
桁行五間、梁間三間、一重、寄棟造、本瓦葺、八角輪蔵付 |
特徴等 |
丈六寺は白鳳時代の創建と伝わる古刹で、徳島市の南部、勝浦川の左岸に位置している。 経蔵は寄棟造、本瓦葺の建物で、本堂の南に建っている。現在の建物は寛永21年(1644)に僧堂として再建されたもので、江戸中期に経蔵に改築された。内部の八角の輪蔵には径山版大蔵経が納められ、輪蔵を創案した中国南北朝時代の居士・傅大士 (ふだいし) と二子の像が安置されている。平明な建物であるが、正面の火灯窓や卍組子の扉が仏堂らしさを見せている。 参考資料:現地の説明板(丈六寺)/国指定文化財等DB(文化庁) 2009-11-11 |
徳島県の重要文化財建造物 2017-11-24 現在 |