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番号・名称 年 代   構造等
107 太田家住宅
北保命酒蔵
天明8年
(1788)
土蔵造、桁行15.1m、梁間5.9m、二階建、切妻造、南面保命酒蔵に接続、東面突出部 桁行3.7m、梁間5.7m、二階建、切妻造、本瓦葺
太田家住宅北保命酒蔵 (撮影:2010-1) 太田家住宅北保命酒蔵 (撮影:2010-1)
特徴等
太田家住宅は江戸時代に鞆の名産品・保命酒 (ほうめいしゅ) の製造で栄えた町家の遺構で、鞆の古い町並みの中心部に位置している。敷地は四方を道路で囲まれたほぼ一区画を占める広さで、敷地の東南部に主屋を配し、主屋の西と北に敷地を囲むように附属屋や土蔵が並んでいる。古代より潮待ちの港として栄えた鞆の浦の船着場の近くにあり、鞆の歴史的町並みの重要な要素になっている。
北保命酒蔵は切妻造、本瓦葺、2階建ての醸造蔵で、南保命酒蔵と連続した内部空間をもち、東南部に東保命酒蔵を接続してT字形の平面を形成する。角地にあって、屋敷構えを整える存在になっている。
参考資料:広島県HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2010-2-4
       
       
       
       
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