番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
105 太田家住宅 釜屋 |
18世紀(1701 -1800)末 |
土蔵造、桁行6.0m、梁間5.0m、二階建、切妻造、本瓦葺、南面西蔵に接続 |
特徴等 |
太田家住宅は江戸時代に鞆の名産品・保命酒 (ほうめいしゅ) の製造で栄えた町家の遺構で、鞆の古い町並みの中心部に位置している。敷地は四方を道路で囲まれたほぼ一区画を占める広さで、敷地の東南部に主屋を配し、主屋の西と北に敷地を囲むように附属屋や土蔵が並んでいる。古代より潮待ちの港として栄えた鞆の浦の船着場の近くにあり、鞆の歴史的町並みの重要な要素になっている。 釜屋は桁行6.0m、梁間5.0mの2階建土蔵で、西蔵の北に並んで建っている。東面に通しで下屋を差し掛けて入口を設け、腰を板張り、上部を漆喰塗とする。洗米された酒米を蒸す施設で、内部に竈 (かまど) を設ける。 参考資料:広島県HP/国指定文化財等DB(文化庁) 2010-2-4 |
広島県の重要文化財建造物 2018-1-10 現在 |