番号・名称 年 代   構造等
103 太田家住宅炊事場 18世紀(1701
-1800)末
桁行4.1m、梁間6.0m、北面庇付、二階建、南面入母屋造、北面切妻造、本瓦葺、東面主屋間取合附属、西面流し場 桁行3.8m、梁間4.1m、二階建、片流れ、本瓦葺、西面湯殿附属
特徴等
太田家住宅は江戸時代に鞆の名産品・保命酒 (ほうめいしゅ) の製造で栄えた町家の遺構で、鞆の古い町並みの中心部に位置している。敷地は四方を道路で囲まれたほぼ一区画を占める広さで、敷地の東南部に主屋を配し、主屋の西と北に敷地を囲むように附属屋や土蔵が並んでいる。古代より潮待ちの港として栄えた鞆の浦の船着場の近くにあり、鞆の歴史的町並みの重要な要素になっている。
炊事場は桁行4.1m、梁間6.0mの2階建の建物で、主屋の西にある奥土間の西側に建っている。敷地南辺沿いの道路に入母屋造の妻面を見せ、敷地南面の景観を形成している。
参考資料:広島県HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2010-2-4
太田家住宅炊事場 (撮影:2010-1)
       
       
       
       
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    広島県の重要文化財建造物         2018-1-10 現在