番号・名称 年 代   構造等
102 太田家住宅
   主屋
18世紀(1701
-1800)中期 
桁行14.7m、梁間12.9m、二階建、南面入母屋造、北面切妻造、東南西各面庇付、本瓦葺、南面下屋附属、西面突出部 桁行6.0m、梁間5.0m、本瓦葺、北面庇附属、桟瓦葺、西面台所及び浴室附属、北面大広間 桁行7.0m、梁間9.8m、切妻造、桟瓦葺、東面庇付、鉄板葺、北面便所及び上便所・渡廊下附属
太田家住宅主屋 (撮影:2010-1) 鞆の浦 (撮影:2010-1)
太田家住宅主屋 (撮影:2010-1) 太田家住宅主屋 (撮影:2010-1)
特徴等
太田家住宅は江戸時代に鞆の名産品・保命酒 (ほうめいしゅ) の製造で栄えた町家の遺構で、鞆の古い町並みの中心部に位置している。敷地は四方を道路で囲まれたほぼ一区画を占める広さで、敷地の東南部に主屋を配し、主屋の西と北に敷地を囲むように附属屋や土蔵が並んでいる。古代より潮待ちの港として栄えた鞆の浦の船着場の近くにあり、鞆の歴史的町並みの重要な要素になっている。
主屋は桁行14.7m、梁間12.9mの2階建建物で、敷地東側の道路を隔て別邸の朝宗亭と対面して建っている。玄関を入ったところの店土間の右手に店の間、玄関の間があり、その奥に次の間、大広間、上の間などの居住部が配されている。
参考資料:広島県HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2010-2-4
       
       
       
       
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