番号・名称 年 代   構造等
092 西郷寺山門 応永2年(1395) 棟門、本瓦葺
特徴等
西郷寺は鎌倉末期に遊行六代の一鎮 (いっちん) によって開かれたと伝わる時宗寺院で、尾道中心部の山手に位置している。
山門は本瓦葺の棟門で、参道の石段を上がったところに建っている。室町時代の建造で、板蟇股や破風などに時代の特徴がみられる。
参考資料:広島県HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2010-1-30


遊行(ゆぎょう):本来は諸国をめぐり歩いて修業・説法すること。それをならいとしたことから、転じて時宗の総本山清浄光寺の歴代住職のこと。
時宗:鎌倉時代(1192-1332)、一遍上人(1239-1289)が開いた浄土教の一派。踊念仏で知られる。
西郷寺山門 (撮影:2010-1) 西郷寺山門 (撮影:2010-1)
       
       
       
       
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