番号・名称 年 代   構造等
083 浄土寺
庫裏及び客殿
享保4年
(1719)
庫裏:桁行15.9m、梁間12.0m、一重、切妻造、妻入、玄関及び背面張出附属、本瓦葺 客殿客室部:桁行18.0m、梁間7.0m、寄棟造、玄関附属、西面突出部 桁行5.0m、梁間7.2m、切妻造、本瓦葺、南面張出附属 客殿居室部:桁行12.8m、梁間4.0m、北面茶室附属、桟瓦葺、西面突出部 桁行5.9m、梁間4.2m、切妻造、本瓦葺、一部二階、切妻造、桟瓦葺
浄土寺庫裏及び客殿 (撮影:2010-1) 浄土寺庫裏及び客殿 (撮影:2010-1)
       
       
       
       
特徴等
浄土寺は聖徳太子を開基として創建されたと伝わる古刹で、尾道水道の東口付近の高台に位置している。現在の堂宇は、鎌倉末期の正中2年(1325)の火災により諸堂が全焼した後、逐次再建されてきたものである。
庫裏は本瓦葺、切妻造の東西棟で、境内の西方に建っている。玄関のある東妻面に設けられた斗栱や中備えの意匠が面白い。客殿は庫裏の北に接する南北棟で、前方の客室部と後方の居室部からなる。境内西部には近世の建築群があり、庫裏及び客殿はその景観の中心的な存在になっている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/浄土寺HP
2010-1-30
浄土寺庫裏及び客殿 (撮影:2010-1)
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