特徴等 |
向上寺は15世紀初期に佛徳大通禅師を開基として創建された古刹で、瀬戸内しまなみ海道が通る生口島の山腹に位置している。 三重塔は三間三重、本瓦葺、総高17m強の塔婆で、和風を基調とするが、初重の扇垂木や花頭窓、勾欄の逆蓮柱など唐様の意匠も随所に見られる。肘木鼻や隅木の持送りのなどの彫刻が見事で、均整がとれて優美な姿を山腹に見せている。 参考資料:現地の説明板/文化庁HP 2010-1-19 |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
071 向上寺三重塔 (国宝) | 永享4年(1432) | 三間三重塔婆、本瓦葺 |
広島県の重要文化財建造物 2018-1-10 現在 |