向上寺三重塔 (撮影:2010-1) 向上寺三重塔 (撮影:2010-1)
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特徴等
向上寺は15世紀初期に佛徳大通禅師を開基として創建された古刹で、瀬戸内しまなみ海道が通る生口島の山腹に位置している。
三重塔は三間三重、本瓦葺、総高17m強の塔婆で、和風を基調とするが、初重の扇垂木や花頭窓、勾欄の逆蓮柱など唐様の意匠も随所に見られる。肘木鼻や隅木の持送りのなどの彫刻が見事で、均整がとれて優美な姿を山腹に見せている。

参考資料:現地の説明板/文化庁HP
2010-1-19
向上寺三重塔 (撮影:2010-1) 向上寺三重塔 (撮影:2010-1)
番号・名称 年 代   構造等
071 向上寺三重塔 (国宝) 永享4年(1432) 三間三重塔婆、本瓦葺
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    広島県の重要文化財建造物            2018-1-10 現在