番号-名称 年 代   構造等
209 いろは丸展示館館 江戸時代末期(1830-1867)

木造2階建、瓦葺、建築面積211㎡

いろは丸展示館 (撮影:2010-1) いろは丸展示館 (撮影:2010-1)
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特徴等
この建物は木造2階建、切妻造、瓦葺の土蔵で、古代から潮待ちの港として栄えた鞆の浦の船着場に妻面を見せて建っている。東妻面のやや北寄りに庇付きの出入口を設けて左右と2階中央に眉庇付きの小窓を開け、壁は腰を下見板張、上部を白漆喰塗とし、2階の窓の上と両脇をなまこ壁で飾る。江戸時代末期(1830-1867)の建造で、船着場に設置された石造常夜灯などと一体となって港の歴史的景観を形成するとともに、往時の繁栄を今に伝えている。現在は、幕末に紀州帆船と衝突、沈没した「いろは丸」に係る展示館として使用されている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/広島県HP
2010-1-31
       
       
       
       
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