特徴等
本蓮寺は古来、瀬戸内海上交通の風待ち・潮待ちの港として栄えた牛窓の高台に位置する寺院で、朝鮮通信使の宿館として使われたことがあることから、境内は国の史跡に指定されている。
中門は切妻造、本瓦葺の棟門で、本堂と同じ明応元年(1492)頃の建造と伝えられている。扉は建立時のものは残っておらず、昭和51年(1976)の修理の際に、本堂の桟唐戸を模して作成されたものである。小型の門であるが、均整の取れた美しい門である。
参考資料:現地の説明板(瀬戸内市教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-3-26
       
       
       
       
本蓮寺中門 (撮影:2013-11)
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番号・名称 年 代   構造等
052 本蓮寺中門 明応頃(1492-1501年頃) 棟門、本瓦葺
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    岡山県の重要文化財建造物          2017-12-14 現在