岡山県の重要文化財建造物 2017-12-14 現在 |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
004 備中松山城天守 | 天和元年-同3年(1681-1683) | 二重二階櫓、本瓦葺 |
特徴等 |
備中松山城は、岡山市の西北部に位置する高梁市市街地の北端にそびえる標高約480mの臥牛山に築かれた山城である。寛永19年(1642)に池田氏のあとに水谷氏が入城、2代勝宗が天和元年(1681)から天守建造など3年にわたる大修築を行った。この時建造されたものが現在まで引き継がれており、天守、二重櫓及び三の平櫓東土塀が重要文化財に指定されている。 天守は2重2階の層塔式で、現存12天守の一つである。天守の高さは約11m、12天守の中では最も低い。当初は別の櫓から廊下を通って入る連郭式であったが、荒廃がひどいため、近年西側の付櫓に開けられた入口から入るように改められた。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/高梁市HP 2018-5-23 |