番号・名称 年 代   構造等
085 武田八幡神社
本殿
天文10年
(1541)
三間社流造、檜皮葺
特徴等
武田八幡神社は、社記によると、旧来から武田武大神と呼ばれた武田王の祠廟へ、弘仁13年(822)勅命により大分の宇佐八幡宮を勧請して合祀し、武田八幡宮と称したと伝わる古社である。その後、貞観年間(859-76)に石清水八幡宮も勧請した。新羅三郎義光いらい甲斐源氏の尊崇をうけ、義光の曽孫源信義は、武田の地に居館を構え、はじめて武田氏を称した。
現在の本殿は、天文10年(1541)に甲斐の守護・武田晴信(信玄)の寄進により再建されたものである。3間社流造、檜皮葺、周囲に刎高欄つきの榑縁(くれえん)をめぐらし、正面には登高欄つき階段7級を設け、前に浜床を張る。室町時代の建築様式の特徴をよくあらわし、武田氏興隆期における建築を代表する重要な遺構とされる。
参考資料:現地の説明板(山梨県・韮崎市教育委員会)/山梨県HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-10-6
武田八幡神社本殿 (撮影:2007-2) 武田八幡神社本殿 (撮影:2007-2)
武田八幡神社本殿 (撮影:2007-2)
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本遠寺鐘楼堂・本堂
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