番号・名称 年 代   構造等
074 長谷寺
本堂
大永4年
(1524)
桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、向拝一間、銅板葺
特徴等
長谷寺(ちょうこくじ)は、行基が大和国長谷寺(奈良県)にならい、各国に一寺を建てたときの甲斐の長谷寺と伝わる古刹で、古来この地の人々の信仰を集めてきた。本堂は観音堂とも呼ばれ、墨書により大永4年(1524)の建立であることが明らかになっている。方3間、入母屋造、桧皮葺形銅板葺で、正面に一間の向拝を設け、四周に擬宝珠高欄付きの縁を廻らせる。この地方における室町時代のすぐれた仏堂建築で、堂内に祀る厨子とともに貴重な遺構とと評されている。
参考資料:現地の説明板(山梨県・八田村教育委員会)/山梨県HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-8-1
長谷寺本堂 (撮影:2007-3)
長谷寺本堂 (撮影:2007-3) 長谷寺本堂 (撮影:2007-3)
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    山梨県の重要文化財建造物     2018-1-26 現在
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