番号・名称 年 代   構造等
073 山梨岡神社
本殿
室町後期
(1467-1572)
桁行二間、梁間一間、隅木入春日造、こけら葺
特徴等
山梨岡神社は、社記によれば、はじめは三室山に祀られたが、その後成務天皇(第13代天皇)のときに山麓の山梨岡の地に遷座されたものという。近郷の村々の産土神として古くからく信仰を集め、中世には武田氏代々の崇敬を受けた
現在の本殿の建立時期は明らかでないが、様式や手法から室町時代の建築と推定されている。隅木入春日造、桁行2間、梁間正面1間背面2間、正面に1間の向拝をつけ、屋根は杮葺(こけらぶき)である。浅間神社摂社山宮神社本殿(笛吹市)と同形式で、室町時代の様式をとどめた重要な遺構と評されている。

参考資料:現地の解説板(春日居町教育委員会)/山梨県HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-7-31
山梨岡神社本殿 (撮影:2007-2) 山梨岡神社本殿 (撮影:2007-2)
       
       
       
       
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