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    山梨県の重要文化財建造物       2018-1-26 現在
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番号・名称 年 代   構造等
030 雲峰寺書院 正徳6年(1716) 桁行14.6m、梁間9.1m、一重、寄棟造、茅葺
特徴等
雲峰寺(うんぽうじ)は、青梅街道から大菩薩峠への山道を少し進んだ右側に位置する古刹である。寺伝によると、天平17年(745)行基によって開創され、創建当初は天台宗に属したが、後に禅宗に転じた。境内に配された仁王門、本堂、庫裏及び書院が重要文化財に指定されている。中里介山はこの寺に滞在して、名作「大菩薩峠」を執筆したという。
書院は桁行14.6m、梁間9.1m、一重、寄棟造、茅葺で、本堂の背後に位置している。建造は、墨書により正徳6年(1716)であることが明らかになっている。
参考資料:現地の説明板(山梨県教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁)
2007-2-13
雲峰寺書院 (撮影:2007-1) 雲峰寺書院 (撮影:2007-1)