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    山梨県の重要文化財建造物       2018-1-26 現在
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番号・名称 年 代   構造等
024 旧高野家住宅
文庫蔵
明治前半
(1868-1911)
土蔵造、桁行7.6m、梁間4.5m、二階建、切妻造、南面及び西面張出附属、東面付属屋 桁行9.2m、梁間5.0m、二階建、切妻造、桟瓦葺
特徴等
旧高野家住宅は、JR中央本線塩山駅のすぐ北側に位置しており、江戸時代に薬用植物である甘草の栽培をして幕府に納めていたので、古くから「甘草屋敷」と呼ばれてきれてきた。広大な敷地の中に建つ主屋や蔵など、6棟の建造物が重要文化財に指定されており、現在は歴史公園として一般に公開されている。
文庫蔵は屋敷地の東北部に建つ2階建ての土蔵で、街道に東面して建つ2階建の店舗の西側に接して建ち、南にオダレが設けられ、西妻には便所が張り出している。蔵と便所は他から移築し、店舗とオダレは古材を用いて新たに建てられたものと考えられている。この移築等は昭和9年ごろに行われたが、当初の建物は19世紀後半頃の建築と考えられている。
参考資料:現地の説明板/甘草屋敷案内リーフレット/甲州市HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-7-9
旧高野家住宅文庫蔵 (撮影:2006-4) 旧高野家住宅文庫蔵 (撮影:2006-4)