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    山梨県の重要文化財建造物       2018-1-26 現在
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番号・名称 年 代   構造等
017・018
熊野神社本殿1・2
室町中期
(1393-1466)
一間社隅木入春日造、檜皮葺
熊野神社本殿1・2 (撮影:2006-4) 熊野神社本殿1・2 (撮影:2006-4)
特徴等
熊野神社は、社記によると平安前期の大同2年(807)に、この辺りにひろがる熊野郷の鎮守として紀州の熊野神社から勧請して創建されたという古社である。
本殿は第一殿から第六殿まであり、東西に並列する。うち3棟は江戸時代の再建、1棟は改修され、残る2棟が重要文化財に指定されている。2棟いずれも1間社隅木入春日造、檜皮葺で、前面を装飾的な格子を当てた板壁とし、出入口を左側面の前寄りに設けるなど、古い形式によっており、鎌倉後期ないし室町中期の再建と見られている。
参考資料:現地の説明板(市教育委員会)/山梨県HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2007-1-26
熊野神社の他の本殿 (撮影:2006-4)