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    山梨県の登録文化財建造物     2018-12-27 現在
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特徴等
村松家は幕末期に旧桃園村の名主を務めたという家柄で、住宅は駿信往還に面する敷地に建っている。江戸末期から明治初期に建てられた主屋や商家蔵、文庫蔵などが往年の屋敷構えを今に伝る。
厠(かわや)は屋敷地の西方に所在した酒造場の蔵人用、あるいは店の客用の外便所で、主屋内玄関・中座敷の境に取付く内塀の南方に建つ。桁行10尺・梁間1間規模、切妻造、桟瓦葺で、腰を簓子下見とする丁寧で堅実な造作になる。当家の生業の様子の一端を示す遺構のひとつである。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2007-3-5
村松家住宅厠 (撮影:2007-3)
番号-名称 年 代   構造等
080 村松家住宅
明治(1868
-1911)初期
木造平屋建、瓦葺、建築面積5.5㎡
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