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    山梨県の登録文化財建造物     2018-12-27 現在
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特徴等
この芦安堰堤(あしやすえんてい)は、富士川水系の御勅使川(みだいがわ)に設けられた大規模な砂防堰堤である。大正5年(1916)着工の我が国で初めてセメントを用いた砂防堰堤で、内務省の直営工事で造られた。大正7年(1918)に竣工した重力式堰堤の上に、アーチ式堰堤を嵩上げ設置した類例の少ない構造である。これにより堤高は当初の11.5mから22.6mとなり、大正15年(1926)の竣工当時では最も高い砂防堰堤であった。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/山梨県HP
2007-3-4
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番号-名称 年 代   構造等
071 芦安堰堤 大正5年(1916)
大正13-15年(1924-26)嵩上
下段重力式・上段アーチ式堰堤,堤高22.6m,堤長66.6m
芦安堰堤 (撮影:2007-2) 芦安堰堤 (撮影:2007-2)
芦安堰堤 (撮影:2007-2)