笛吹川芸術文庫(旧武藤酒造主屋

特徴等

笛吹川芸術文庫はもと武藤酒造の建物で、塩山藤木地区、恵林寺から２百米ほど東方に位置している。かっては主屋とその北側の中庭を囲むように蔵が建っていたといわれるが、現存するのは主屋と米蔵で、その2棟が登録文化財になっている。
主屋は江戸末期に建てられた桁行12間・梁間5間規模のの長大な２階建の建物で、切妻屋根の中央部に設けられた越屋根が特徴的である。南・西・北面に瓦葺の下屋が付き、西半は２列６室の居室、東半は土間、東端に内蔵を持つ。外壁は土壁の大壁造とし、２階には半間毎に漆喰戸付の窓を開き、小屋裏３階とともに養蚕に用いられた。
参考資料：国指定文化財等DB(文化庁)／伝匠舎HP(株式会社石川工務所)
2006-4-21

番号-名称		年代	構造等
032 笛吹川芸術文庫 (旧武藤酒造主屋)		江戸末期 (1830-1867)	木造2階建、瓦葺、建築面積200㎡


笛吹川芸術文庫(旧武藤酒造主屋) (撮影：2006-4)	笛吹川芸術文庫(旧武藤酒造主屋) (撮影：2006-4)

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