平瀬浄水場旧濾過池整水井

特徴等

平瀬浄水場は、大正2年(1913)に給水を開始した浄水場で、甲府駅から北西約8.5km、平瀬町に所在している。荒川の水を取水し、甲府市内(南部を除く)と甲斐市の一部(旧敷島町)の広い範囲に給水する。今日では自動制御システムによる近代的な浄水場に生まれ変わっているが、6件の旧施設が登録文化財になっている。
旧濾過池整水井は創設時に建設された調整井上屋で、内部に整水弁を持ち、濾過速度及び流水量を調節する。円形平面で、入口にはペディメントを持つフレームを配し、上部には「尽不流々混」の題字を記す。甲府市の生活近代化のシンボルとして親しまれている。
参考資料：国指定文化財等DB(文化庁)／こうふの水道(甲府市水道局HP)
2008-1-22

番号-名称		年代	構造等
011 平瀬浄水場旧濾過池整水井		大正2年 (1913)	鉄筋コンクリート造、建築面積11㎡


平瀬浄水場旧濾過池整水井 (撮影：2007-4)	平瀬浄水場旧濾過池整水井 (撮影：2007-4)

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平平瀬浄水場旧濾過池整水井 (撮影：2007-4)