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    山梨県の登録文化財建造物    2018-12-27 現在
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番号-名称 年 代   構造等
005 旧富岡敬明家住宅石塁 明治8年
(1875)頃
石造、延長30m
特徴等
この住宅は、山梨県副県令富岡敬明が明治6年(1873)頃に建てた住宅で、甲府盆地北東の山麓に所在している。屋敷構えを構成する主屋、蔵、厩、石塁が登録文化財として登録されており、往時のたたずまいを今に伝えている。
石塁は、屋敷地西方を南北に流れる高倉川の氾濫時の土石流から主屋を防御する目的も兼ねて築造されたものである。主屋の北方から西方にかけて,玉石あるいは割石積みの高さ1.3-1.5m、幅1-2m程の石堤や高さ1m程の石垣を要所に配置する。宅地の造成経緯を知るうえで貴重な遺構となっている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2019-5-5
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旧富岡敬明家住宅石塁 (撮影:2007-4) 旧富岡敬明家住宅石塁 (撮影:2007-4)