番号・名称 年 代   構造等
07 立石寺三重小塔 永正16年(1519) 一間三重塔婆、こけら葺
特徴等
立石寺は貞観2年(860)に慈覚大師によって開かれた天台宗の寺院で、山形市の東北部に位置している。芭蕉が奥の細道行脚の途中に立ち寄ったときに、「しずかさや岩にしみ入る蝉の聲」の句を詠んだ場所として有名である。自然の岩山に堂塔が配された山岳仏教の霊場で、「山寺」の名で広く知られている。
三重小塔は1間3重、こけら葺で、柱間が45cm程度の小規模の塔婆である。室町後期の永正16年(1519)の建立で、奥の院(如法堂)の手前西方の岩屋内に安置されている。
参考資料:現地の説明板及び山寺案内書(立石寺)/国指定文化財等DB(文化庁)
2006-5-12
前面の格子で見えにくい
立石寺三重小塔 (撮影:2006-5) 立石寺三重小塔 (撮影:2006-5)
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