旧済生館本館 (撮影:2006-5) 旧済生館本館 (撮影:2002-12)
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番号・名称 年 代   構造等
003 旧済生館本館 明治11年(1878) 木造3重4階建、初重桟瓦葺他亜鉛板葺
特徴等
この建物は、山形県の初代県令三島通庸(みちつね)の命により建築された当時の公立病院済生館の本館で、医学校も併設された。構造様式は、木造3重4階建、擬洋風である。擬洋風建築で多用された上げ下げ式ガラス窓や下見板張りの外壁が用いられているが、多角形の平面構成、1階に廻らせたベランダ、3-4階前部に張り出したバルコニー、背後に廻らせ回廊など個性的な意匠が見る者を圧倒している。建築当初は山形市の中心街七日町にあったが、昭和42年(1967)に現在地に移築され、現在は山形市郷土館として活用されている。
参考資料: 現地の説明板(山形市教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁)
2006-5-3
旧済生館本館 (撮影:2002-12)
       
       
       
       
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    山形県の重要文化財建造物         2017-11-30 現在