番号・名称 年 代   構造等
002 山形県旧県会議事堂 大正5年(1916) 煉瓦造、一部2階建、スレート葺、建築面積866㎡
山形県旧県会議事堂 (撮影:2006-5) 山形県旧県会議事堂 (撮影:2006-5)
特徴等
旧県会議事堂はイギリス・ルネサンス様式を基調とした煉瓦造の建物で、旧県庁舎と隣接して建っている。正面は議長室などを配する2階建とし、背後に公会堂を兼ねた平家建の議場を置いている。設計はコンドルの弟子、田原新之助で、顧問として中條精一郎が参画した。この建物は大正初期の煉瓦造公共建築として数少ない遺構で、意匠的にもすぐれ、県庁舎と議事堂及びそれらを繋ぐ渡廊下が一体となって保存されている点でも貴重なものとされる。現在は旧県庁舎とともに、山形県郷土館「文翔館」として県政や県議会の歴史等の資料を展示し、公開されている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/山形県生涯学習文化財団HP
2005-12-2
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