特徴等
上杉記念館は、上杉茂憲(もちのり)伯爵の邸宅が大正8年(1919))の米沢大火で類焼後、大正14年(1925)に再建されたものである。質の高い和風建築で、設計は中條精一郎である。戦前はしばしば皇族の御宿所にあてられ、戦後一時進駐軍の将校クラブとして接収された。昭和24年(1949)米沢市が上杉家より譲り受け、中央公民館として使用、同54年(1979)から上杉記念館として公開されている。敷地内の9棟の建築物が登録文化財になっており、上杉家の往年の屋敷構えを今に伝えている。
大広間・玄関棟は、正門から歩を進めた右側に位置している。入母屋造、銅板葺、総檜造の純和風建築で、正面玄関に軒唐破風を張り出す。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/現地の説明板/上杉伯爵邸HP
5006-5-13
米沢市上杉記念館大広間・玄関棟
(撮影:2006-5)
米沢市上杉記念館大広間・玄関棟
(撮影:2006-5)
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    山形県の登録文化財建造物      2018-12-12 現在
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米沢市上杉記念館大広間・玄関棟
(撮影:2006-5)
米沢市上杉記念館大広間・玄関棟
(撮影:2006-5)
番号-名称 年 代   構造等
151 米沢市上杉記念館
大広間・玄関棟
大正14年
(1925)
木造平屋建,銅板葺,建築面積426㎡