特徴等 |
旧下関英国領事館は、明治34年(1901)に開設された英国領事館の建物として明治39年(1906)に竣工したもので、長崎の英国領事館の建設より1年早く、領事館として建設された建物としては現存最古のものとされる。設計は英国政府工務局上海事務所建築技師長のウィリアム・コーワンである。本館と附属屋からなり、本館は1階を領事等の執務空間、2階を海事監督官の住居として、附属屋は厨房、使用人の部屋などとして使われた。 附属屋は本館の北に位置するL字型の建物で、煉瓦造、平屋建である。装飾は少ないが、本館と同様の外観意匠で、領事館の構成要素になっている。 参考資料:旧下関英国領事館リーフレット/国指定文化財等DB(文化庁) 2018-10-24 |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
28 旧下関英国 領事館附属屋 |
明治39年 (1906) |
煉瓦造、桟瓦葺(内装を除く)、本館間煉瓦塀附属、建築面積77.6㎡ |
山口県の重要文化財建造物 2017-12-31 現在 |