番号・名称 年 代   構造等
23 今八幡宮
楼門
室町後期
(1467-1572)
一間一戸楼門、入母屋造、向拝付、左右翼廊 各桁行二間、梁間二間、一重、切妻造、こけら葺
特徴等
今八幡宮 (いまはちまんぐう) の創建年代は不明とされるが、鎌倉時代の弘安年間(1278-1287)にはすでにあったと見られている。現在の社殿は、文亀3年(1503)大内氏30代義興が下宇野令の朝倉八幡宮を今八幡宮の地に移し2社を合併して建造したと伝えられている。本殿と拝殿、楼門が一直線に連なった構造で、山口地方だけにみられる独特の形式とされる。建築様式では、本殿外陣の海老虹梁や楼門柱下の基礎盤など、禅宗様の様式が取り入れられている。
楼門は一間一戸で、前面に向拝、左右に桁行二間・梁間二間の翼廊が延びている。
参考資料:現地の説明板/今八幡宮案内リーフレット/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-10-20
今八幡宮楼門 (撮影:2018-10) 今八幡宮楼門 (撮影:2018-10)
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