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山口県の登録文化財建造物 2018-10-10 現在 |
番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
47 JR西岩国駅駅舎 | 昭和4年 (1929) |
木造平屋建、瓦葺一部銅板葺、建築面積273㎡、プラットホーム上屋付 |
特徴等 |
西岩国駅は、昭和4年(1929)に岩徳線の一部・麻里布-岩国町間が開通して岩国駅として開業した。昭和9年(1934)に岩徳線が全通して山陽本線となり、錦帯橋を中心とした観光客は殆ど当駅を利用して当駅は最盛期を迎えた。その後麻里布地区の発展と交通要衝上の点から、昭和17年(1942)に麻里布駅を岩国駅に、当駅は西岩国駅と改称された。駅舎は木造平屋建、寄棟造、桟瓦葺で、正面に三連の櫛形アーチの玄関を張り出して上を切妻壁で飾り、玄関ポーチの左右と切妻壁に半円アーチ窓を配している。モルタル壁と赤瓦の色がよく調和した、瀟洒な駅舎で、岩国の近代における変遷を今に伝えている。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁) 2018-10-23 |