特徴等
岩国徴古館は、旧藩主吉川家が「郷土に博物館を」という目的で、財団が主体となって建造された施設である。建設の決議は戦前の昭和15年(1940)であったが、施工は戦時下で行われ、昭和20年(1945)に竣工、同25年(1950)から博物館として藩政時代の古文書、工芸品、錦帯橋の資料等を展示・公開されている。当時建築学会に新しい感覚で受け入れられたというヨーロッパの古典主義様式を基本にした煉瓦造、平屋建(一部2階建)の建物で、低く押さえた外観、正面の列柱、内部のすそ広がりの柱等が特徴となっている。設計は岩国中学出身で、早稲田大学教授の佐藤武夫である。
参考資料:現地の説明板(岩国徴古館)/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-10-27
       
       
       
       
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    山口県の登録文化財建造物      2018-10-10 現在
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岩国徴古館 (撮影:2018-10) 岩国徴古館 (撮影:2018-10)
番号-名称 年 代   構造等
40 岩国徴古館 昭和20年
(1945)
煉瓦造平屋建一部2階建、瓦葺、建築面積574㎡
岩国徴古館 (撮影:2018-10) 岩国徴古館 (撮影:2018-10)
岩国徴古館 (撮影:2018-10) 岩国徴古館 (撮影:2018-10)