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    富山県の重要文化財建造物      2017-12-17 現在
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番号・名称 年 代   構造等
48 旧嶋家住宅 18世紀
(1701-1800)末
桁行13.7m、梁間10.1m、切妻造、こけら葺、北面庇付、板葺
旧嶋家住宅 (撮影:2009-7) 旧嶋家住宅 (撮影:2009-7)
特徴等
この住宅は、かって富山から高山に通ずる飛騨街道の猪谷関所近くにあった民家である。屋根は切妻造、石置板葺で、勾配はかなり緩やかである。正面は出桁でうける板軒を付け、両妻に設けられたうだつ風の袖壁や正面の蔀(引揚戸)など、街道沿いに建っていた民家らしく町屋風の意匠がみられる。建築年代は、江戸後期で18世紀までさかのぼるものとみられている。昭和46年(1971)に現在地(立山町芦峅寺)に移築され、立山博物館(広域分散型藩物館)を構成する施設となっている。
参考資料:現地の説明板(富山県教育委員会)/国指定文化財等データベース(文化庁)
2009-10-9
旧嶋家住宅 (撮影:2009-7) 旧嶋家住宅 (撮影:2009-7)
旧嶋家住宅 (撮影:2009-7) 旧嶋家住宅 (撮影:2009-7)