特徴等
立山室堂は室堂平から雄山に登る登山道の北側にある山小屋で、北棟と南棟の2棟が並んで建っている。両棟とも切妻造、とち葺の同規模の建物であるが、北棟は享保11年(1726)、南棟は明和8年(1771)の建造である。立山信仰の拠点として、また、登山者の宿泊所として1980年代まで使用されてきたが、現在は重要文化財として保存され、内部も公開されている。現存最古の山小屋として、立山信仰の一側面を今に伝えている。
参考資料:国指定文化財等データベース(文化庁)/ Website「とやま観光ナビ」
2018-5-30
       
       
       
       
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    富山県の重要文化財建造物      2017-12-17 現在

(左)南棟 右)北棟

(左)南棟 右)北棟
立山室堂北棟・南棟 (撮影:2000-8) 立山室堂北棟・南棟 (撮影:2000-8)
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番号・名称 年 代   構造等
46 立山室堂
北棟
享保11年
(1726)
桁行9.1m、梁間7.3m、一重、切妻造、とち葺
47 立山室堂
南棟
明和8年
(1771)
桁行9.1m、梁間7.3m、一重、切妻造、とち葺

(左)北棟 (右)南棟

(左)北棟 (右)南棟
立山室堂北棟・南棟 (撮影:2000-8) 立山室堂北棟・南棟 (撮影:2000-8)