特徴等 |
春日神社本殿は、一間社春日造、檜皮葺の社殿で、丹生川の右岸の小高い台地に建っている。神社や本殿の創立時期など明らかではないが、本殿は細部の様式や手法から、室町末期頃の建立と推定されている。正面と両側面にはそれぞれ中央に蟇股を置き、背面の梁の上には大瓶束をたてている。軒は地垂木と飛檐垂木を備えた二重垂木になっている。頭貫、木鼻、蟇股の細部意匠に室町末期の特色が見られる。 参考資料:現地の説明板( 2019-9-23 |
春日神社本殿 (撮影:2007-2) |
春日神社本殿 (撮影:2007-2) | 春日神社本殿 (撮影:2007-2) |
番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
383 春日神社本殿 | 室町中期 (1393-1466) |
一間社春日造、檜皮葺 |
奈良県の重要文化財建造物 2018-2-9 現在 |