番号-名称 年 代   構造等
373 南法華寺礼堂 室町中期
(1393-1466)
桁行五間、梁間四間、一重、入母屋造、本瓦葺
南法華寺礼堂 (撮影:2008-10) 南法華寺礼堂 (撮影:2008-10)
特徴等
南法華寺は通称壷坂寺と呼ばれており、高市郡高取町に所在している。寺伝によれば、元興寺の僧 弁基上人が観音像を刻んで祀ったのに始まると伝わり、境内からは藤原宮の時期の瓦が多数出土している。
礼堂 (らいどう) は桁行5間、梁間4間、入母屋造、本瓦葺で、当寺の創建当初から建てられていたと伝わるが、現在の建物は様式手法から塔と同時頃、室町中期の再建と見られている。本尊を礼拝するためのお堂で本堂・八角円堂の前に建っているが、このように独立した礼堂は珍しい。
参考資料:南法華寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2019-9-21
南法華寺礼堂 (撮影:2008-10) 南法華寺礼堂 (撮影:2008-10)
       
       
       
       
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