番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
372 南法華寺三重塔 | 明応6年 (1497) |
三間三重塔婆、本瓦葺 |
南法華寺三重塔 (撮影:2008-10) |
奈良県の重要文化財建造物 2018-2-9 現在 |
特徴等 |
南法華寺は通称壷坂寺と呼ばれており、高市郡高取町に所在している。寺伝によれば、元興寺の僧 弁基上人が観音像を刻んで祀ったのに始まると伝わり、境内からは藤原宮の時期の瓦が多数出土している。 三重塔は本瓦葺の三間三重塔婆で、礼堂の前方に建っている。明応6年(1497)の建立で、通常、手先の肘木を内側に延ばしてつなぐが、二段目、三段目の肘木もつないで構造を強化している。整のとれた美しい塔婆である。 参考資料:南法華寺HP/国指定文化財等DB(文化庁) 2019-9-21 |
南法華寺三重塔 (撮影:2008-10) | 南法華寺三重塔 (撮影:2008-10) |