番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
364 上田家住宅 | 延享元年 (1744) |
桁行12.8m、梁間11.8m、一部二階、入母屋造、西面庇、本瓦葺、東面及び南面庇付、本瓦葺 |
特徴等 |
上田家は、江戸時代初期から幕末まで、今西家・尾崎家と共に今井町の惣年寄を務めた家柄で、酒造や借家・金融業を営んでいた。住宅は入母屋造、本瓦葺のつし2階建で、西面と北面が道に面した角地に建ち、正面を西側の小路に向ける。たちが低く、入母屋造の屋根と大壁造の壁面は重厚な印象を与える。内部北側は前面北寄りにシモミセのある通り土間で、南側床上部は2列3室の6間取りとするが、上手列が広くなっている。建物には新旧の手法が混り、過渡期の町屋としても価値が認められている。 参考資料:現地の説明板(橿原市教育委員会)/全国重文民家の集いHP/国指定文化財等DB(文化庁) 2019-9-20 |
奈良県の重要文化財建造物 2018-2-9 現在 |
上田家住宅 (撮影:2008-8) | 上田家住宅 (撮影:2008-8) |