番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
363 今西家住宅 | 慶安3年 (1650) |
桁行15.9m、梁間13.8m、一部二階、入母屋造、北面及び南面庇付、本瓦葺 |
奈良県の重要文化財建造物リスト 2018-2-9 現在 |
特徴等 |
今西家は、江戸時代に今井町を治めた惣年寄3家の筆頭に数えられる家柄である。住宅は本町筋に北面して建ち、西側は環濠であった。入母屋造、本瓦葺の2階建で、東西の妻は入母屋の妻に落ち棟の小さな破風を設けた意匠としている。平面は西側の大きな通し土間と東側の床上部は2列3室形を基本とし、居室部背面南寄りに角屋(つのや)座敷を出す。慶安三年の建立になり、後世の改造も少く、民家としては江戸初期建立の確証あるものとしてきわめて稀な遺構である。 参考資料:現地の説明板(橿原市教育委員会)/全国重文民家の集いHP/国指定文化財等DB(文化庁) 2019-9-20 |
今西家住宅 (撮影:2008-8) |
今西家住宅 (撮影:2008-8) | 今西家住宅 (撮影:2008-8) |