番号-名称 年 代   構造等
356 旧米谷家住宅
主屋
江戸中期
(1661-1750)
桁行11.9m、梁間10.9m、切妻造、南面庇付、東面下屋附属、本瓦葺
特徴等
旧米谷家は代々金物と肥料を扱っていた商家で、橿原市今井町の一画に所在している。
主屋は桁行11.9m・梁間10.9m、切妻造、本瓦葺で、道路に面する南面に庇、東面に下屋を付けている。平面は東側に広い土間とシモミセ、西側の床上部は全面を3室、背面は2室とする5間取りである。土間内の竈屋(かまや)に煙り返しの梁を用いて空間的に仕切る手法は、農家的色彩が強い。上層町屋としては、比較的簡素な造りで、江戸中期の建造と見られている。
参考資料:現地の説明板(橿原市教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁)
2019-9-19
旧米谷家住宅主屋 (撮影:2008-8) 旧米谷家住宅主屋 (撮影:2008-8)
       
       
       
       
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