番号-名称 年 代   構造等
353 高木家住宅 文政-嘉永7年
(1818-1855)
桁行11.4m、梁間12.8m、二階建、切妻造段違、南面及び北面庇付、北面隅便所等附属、本瓦及び桟瓦葺
       
       
       
       
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    奈良県の重要文化財建造物      2018-2-9 現在
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特徴等
高木家は酒造業や醤油業を営んでいた商家で、住宅は橿原市今井町の中尊坊通りに面して建っている。主屋は切妻造、本瓦葺の建ちの高い2階建で、2階は「つし」ではなく、天井が張られた完全な部屋とし、窓も虫籠窓ではなく出格子窓としている。平面は東側を通り土間とし、西側の床上部は間口の広い2列3室の6間取りである。上手奥のざしきは、床・違棚・書院を完備した上質な造りになる。幕末期に発達した居住性を向上させた2階建町家の好例とされる。
参考資料:現地の説明板(橿原市教育委員会)/全国重文民家の集いHP/国指定文化財等DB(文化庁)

2019-9-19
       
       
       
       
高木家住宅 (撮影:2008-8) 高木家住宅 (撮影:2008-8)
高木家住宅 (撮影:2008-8)