特徴等
旧織田屋形はもと奈良県栁本にあった織田家の邸宅のうち、玄関と大書院である。長く小学校に使用されていたが、昭和42年に橿原神宮境内に移された。江戸末期、天保15年(1844)の建造であるが、大名居館の格式を示している。
大書院 (おおじょいん) は、一重、入母屋造、桟瓦葺で、床・棚・附書院のある7畳半など6室と、入側、縁より成っている。家臣たちと対面した場所で、奥になるほど床が高くなっており、上段と中段・下段の室境の欄間には極彩色の彫刻が施されている。
参考資料:現地の説明板/国指定文化財等DB(文化庁)
2019-9-18
       
       
       
       

左:大書院 右)玄関
旧織田屋形大書院 (撮影:2008-8) 旧織田屋形大書院 (撮影:2008-8)
番号-名称 年 代   構造等
351 旧織田屋形
大書院
天保15年
(1844)
七畳半(床、棚、附書院付)、十畳、十五畳、九畳、十二畳、九畳(床付)、入側、縁より成る、一重、入母屋造、桟瓦葺
       
       
       
       
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