番号-名称 年 代   構造等
346 談山神社
十三重塔
享禄5年
(1532)
三間十三重塔婆、檜皮葺
談山神社十三重塔 (撮影:2008-9)
       
       
       
       
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    奈良県の重要文化財建造物      2018-2-9 現在
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特徴等
談山神社 (たんざんじんじゃ) は藤原鎌足を祀る社で、西暦645年にこの地の裏山で中大兄皇子と談合したという伝承で知られている。
十三重塔は、藤原鎌足供養のために、長男・定慧和尚が唐より帰朝後、唐の清涼山宝池院の塔を模して建立したと伝わる塔婆である。現存のものは室町後期、享禄5年(1532)の再建で、高さは約17m、屋根は伝統的な檜皮葺きである。木造の十三重塔としては、世界で唯一のものとされる。神仏混淆時代の名残であると同時に、談山神社のシンボル的な存在となっている。
参考資料:多武峰談山神社(談山神社刊)/国指定文化財等DB(文化庁)
2019-9-16
       
       
       
       
談山神社十三重塔 (撮影:2008-9) 談山神社十三重塔 (撮影:2008-9)