番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
317 長谷寺登廊 (繋屋) |
明治22年 (1889) |
桁行一間、梁間一間、一重、切妻造、桟瓦葺 |
奈良県の重要文化財建造物 2018-2-9 現在 |
特徴等 |
長谷寺は真言宗豊山派 (ぶざんは) の総本山で、西国33ヵ所観音霊場の第8番札所である。朱鳥元年(686)、道明上人が天武天皇の銅板法華説相図を西の岡に安置したのに始まるとされる古刹で、桜井市の初瀬山の南麓に所在している。 登廊 (のぼりろう) は、平安時代の長歴3年(1039)に建造されたものであるが、現存する建物はその後再建されたものである。仁王門の先に始まり鐘楼に至る廊下で、上中下の3廊に分かれ、繋ぎ目に蔵王堂と繋屋が建っている。 登廊 (繋屋) は1重、切妻造、桟瓦葺、1間四方の小さな建屋である。下登廊と中登廊をつないでおり、登廊はここで90度折れ曲る。明治22年(1889)に再建されたものである。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/長谷寺HP 2019-9-14 |
長谷寺登廊 (繋屋) (撮影:2008-4) |