番号-名称 年 代   構造等
316 長谷寺登廊
(中登廊)
明治22年
(1889)
蔵王堂繋屋間 桁行十六間、梁間一間、一重、切妻造、本瓦葺
       
       
       
       
       
       
       
       
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    奈良県の重要文化財建造物      2018-2-9 現在
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特徴等
長谷寺は真言宗豊山派 (ぶざんは) の総本山で、西国33ヵ所観音霊場の第8番札所である。朱鳥元年(686)、道明上人が天武天皇の銅板法華説相図を西の岡に安置したのに始まるとされる古刹で、桜井市の初瀬山の南麓に所在している。
登廊 (のぼりろう) は、平安時代の長歴3年(1039)に建造されたものであるが、現存する建物はその後再建されたものである。仁王門の先に始まり鐘楼に至る廊下で、上中下の3廊に分かれ、繋ぎ目に蔵王堂と繋屋が建っている。
中登廊 は梁間1間、1重、切妻造、本瓦葺で、繋屋から蔵王堂に至る全長16間の登廊である。明治22年(1889)の再建で、風雅な長谷型の灯籠を吊るしている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/長谷寺HP
2019-9-14
長谷寺登廊 (中登廊) (撮影:2008-4) 長谷寺登廊 (中登廊) (撮影:2008-4)