長谷寺鐘楼

特徴等

長谷寺は真言宗豊山派 (ぶざんは) の総本山で、西国33ヵ所観音霊場の第8番札所である。朱鳥元年(686)、道明上人が天武天皇の銅板法華説相図を西の岡に安置したのに始まるとされる古刹で、桜井市の初瀬山の南麓に所在している。
鐘楼は桁行1間、梁間1間、楼造、入母屋造、本瓦葺で、本堂の東、上登廊の北端に接続して建っている。本堂と同時期の慶安3年(1650)の建造で、本堂や愛染堂などとともに、境内の景観を形成している。
参考資料：国指定文化財等DB(文化庁)／長谷寺HP
2019-9-14

番号-名称		年代	構造等
312 長谷寺鐘楼		慶安3年 (1650)	桁行一間、梁間一間、楼造、入母屋造、本瓦葺


長谷寺鐘楼 (撮影：2008-4)	長谷寺鐘楼 (撮影：2008-4)