番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
303 笹岡家住宅 主屋 |
寛永 (1624-1643) |
桁行17.5m、梁間12.4m、入母屋造、茅葺、東西面及び北面庇付、西面下屋附属、桟瓦葺 |
奈良県の重要文化財建造物 2018-2-9 現在 |
特徴等 |
笹岡家は江戸時代には大庄屋を勤めた家柄で、住宅は宇陀市大宇陀区の山間谷合地の中腹に所在している。 主屋は桁行17.5m・梁間12.4m規模、入母屋造、茅葺で、東西面及び北面に桟瓦葺の庇を付け、西面には下屋を設けている。表門を入った先に、同じく南面して建ち、西側半分を土間、東側を居室部とする。内部の構造は豪壮で、大規模な梁間を持つ四間取りの民家として進んだ面も見せるが、随所に古式の技法も残している。豪農の屋敷構えの中心となる遺構であり、17世紀前半の建造と見られている。 参考資料:全国重文民家の集いHP/国指定文化財等DB(文化庁) 2019-9-12 |
笹岡家住宅主屋 (撮影:2008-9) |
笹岡家住宅主屋 (撮影:2008-9) | 笹岡家住宅主屋 (撮影:2008-9) |