番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
294 室生寺御影堂 | 室町前期 (1333-1392) |
桁行三間、梁間三間、一重、宝形造、厚板葺 |
奈良県の重要文化財建造物 2018-2-9 現在 |
特徴等 |
室生寺は、水神の聖地として知られたこの室生の地に、8世記の末期、興福寺の僧 賢憬 (けいえい) が勅命を奉じて、国家のために建立したのに始まるとされる古刹である。高野山が密教の道場として厳しく女人を禁制したのに対し、室生寺は女人の済度をはかって登山を許したので「女人高野」と呼ばれるようになった。 御影堂は方三間、宝形造、厚板葺のお堂で、五重塔の先にある石段を登った奥之院に建っている。二段屋根が特徴的で、弘法大師を祀り、大師堂とも呼ばれる。各地にある大師堂の中でも最古級の堂とされる。 参考資料:室生寺HP/国指定文化財等DB(文化庁) 2019-9-11 |
室生寺御影堂 (撮影:2008-6) |