番号-名称 年 代   構造等
290 室生寺金堂
(国宝)
平安前期
(794-929) 
桁行五間、梁間五間、一重、寄棟造、正面一間通りすがる破風付葺きおろし、こけら葺
特徴等
室生寺は、水神の聖地として知られたこの室生の地に、8世記の末期、興福寺の僧 賢憬 (けいえい) が勅命を奉じて、国家のために建立したのに始まるとされる古刹である。高野山が密教の道場として厳しく女人を禁制したのに対し、室生寺は女人の済度をはかって登山を許したので「女人高野」と呼ばれるようになった。
金堂は正面5間・側面5間、寄棟造、杮葺のお堂で、鎧坂を登った先に建っている。正面1間通りは、江戸時代に庇を縋破風にして加えたもので、この部分は高い床柱を一段下の石積壇上まで延ばして懸造りにし、廻縁と高欄を廻らしている。本尊釈迦如来立像等を安置している。
参考資料:室生寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2019-9-11
室生寺金堂 (撮影:2008-6)
       
       
       
       
       
       
       
       
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    奈良県の重要文化財建造物      2018-2-9 現在
室生寺金堂 (撮影:2008-6) 室生寺金堂 (撮影:2008-6)
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