番号-名称 年 代   構造等
287 和爾下神社本殿 慶長
(1596-1615)
桁行三間、梁間一間、一重、切妻造、向拝一間、檜皮葺
       
       
       
       
特徴等
和爾下神社 (わにしもじんじゃ) は、古墳の後円部に祀られた神社で、櫟本 (いちのもと) 地方にいた豪族の氏神であったが、今は櫟本の鎮守になっている。いろいろな観点から、治道社、天王社、柿本上社などといわれたが、明治初年に延喜式内の和爾下神社がこれに当たると考証されて、社名を和爾下神社と定めたという。
本殿は檜皮葺の三間社流造の社殿で、1間の向拝を付ける。桃山時代の様式を備え、慶長(1596-1615)年間の建造と見られている。
参考資料:現地の説明板(天理市教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁)
2019-9-9
和爾下神社本殿 (撮影:2008-8) 和爾下神社本殿 (撮影:2008-8)
       
       
       
       
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